バイクの任意保険の加入率(普及率)は?
2020年3月現在、日本全国には約367万台のバイク(排気量125cc超)が保有されています。しかしながら、バイクの任意保険の加入率は低く、最低限必要な「対人賠償保険」すら約43.8%にとどまっています。2017年と比較しても若干しか増えておりません。
367万台 2020年3月末(362万台 2017年3月末)
種目 | 付保台数 | 普及率 |
---|---|---|
対人賠償責任保険 | 約160万台 | 約43.8% |
対物賠償責任保険 | 約163万台 | 約44.5% |
搭乗者傷害保険 | 約96万台 | 約26.3% |
80%を超える普及率である自家用乗用車に対して約半分の付帯率となります。これは保険会社や代理店が事故が多く損害率が高い「バイク保険」をあまり積極的に販売してこなかったことが背景にあります。
実際に事故が起きた場合、相手方への補償は自賠責保険から出ますが、ご自身のケガへの補償は一切ありません。バイクを運転する際は、任意保険に入ることを強くお勧めいたします。
20-T03144(2021年6月作成)